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【就活生・新社会人必見!】社会人になって1年。学生との違いを感じた5つのこと

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「働く」ということに、どのようなイメージを持っていますか?

求人屋として働いて1年。色々な採用担当者と話してきましたが、とにかくネガティブなイメージが多いようです。

それもそのはず、多くの学生は自由に、やりたいことをやって過ごしていますが、卒業とともにいきなり規則正しく、厳しい社会人になりわけなのだから…

このギャップに嫌気を感じていることが、働くことへの不満に繋がっています。

では実際は?今回は1年社会人として働いてきて感じた、学生との違いを挙げていきます。

 

1.規則正しい生活サイクル

これは僕が一番最初に、学生とは大きく違うなと感じたことです。学生と言えば、授業に行ってバイトに行って、飲み会などをして、遊んで。このような生活サイクルの方が多いのではないでしょうか(文系は特に)。授業も取り方によっては2限や3限スタートなども可能なので、どちらかと言えば朝は遅めです。

しかし社会人になると、ほとんどの方は毎朝早くに起きて出社し、夜に帰ってきて翌日に備えて寝るの繰り返しです。

例えば僕なら、

6時半起床、7時30分出発。

8時出社、20時退社。

20時半帰宅、24時就寝。

このようなサイクルで一週間を過ごしています。しかしまだこれは家と会社が近いのでマシなレベルかもかもしれません。中には会社まで2時間もかかるという方も身近にいますし、そうなれば起床時間や睡眠時間も大きく変わってきます。

「今日は夜更かしてもいっか」というような、学生気分でいてはとても体がもちません。また不規則な生活に慣れてしまって、早起きが苦手な方も最初は辛く感じることもありますし、モチベーションの低下にも繋がるので、早めに慣れていけるよう準備はしっかりしておくことをおすすめします。

 

2.責任感が段違い

学生からみた社会人としての仕事は、バイトと比べられることが多々あります。僕もその一人でした。しかし実際に働いてみると、バイトとは大きく異なることだらけです。それは仕事内容も当然ですが、責任感が全く違います。

具体的に言えば、バイトは何かあっても店長や社員さんなど上の方が責任を取って対応してくれるケースがほとんどですし、売り上げなども上がっても下がっても知ったことではありません。むしろ飲食店のバイトをしていた時は、忙しくならない程度に暇になれと思っていたこともありました…

しかし社会人いなると、責任をとる側になります。お客さんと約束を交わすことも多々ありますし、少しのミスが取り返しにつかないことになることだってありえます。

しっかりと自分の言動に責任を持つこと。一見簡単そうに見えますが、これが結構ストレスになります。こんなこともつきまとうのが社会人です。

 

3.人間関係がかなり重要な要素に

これも社会人として大事だと感じたことです。学生までは合わない人とはなるべく絡まずに、好きな人とだけ絡むことが可能でした。それは授業やゼミはもちろん、サークルやバイトといった環境でも合わないと思った人とはなるべく距離を置くことができました。

しかし社会人となるとそうはいきません。社内はもちろん社外(主にお客さん等)でも、人間誰でも合わない人は出てくるものです。このような時に、合わないからという理由で距離を置くことができないケースも多々あります。

まさに我慢の連続ではありますが、それでも社会人として自分だけわがままを言う訳にはいかないので表面上は好意的に接することもあります。

これもあくまで僕の主観で、周りの話にはなりますが、結構表面上だけのいわゆる上辺の関係って多いです。悲しいことではありますが、逆に言えばそれだけ人間関係は重要なことであるとも言えます。

うまく人と付き合っていくこと。これが求められるのが社会人です。

 

4.人によって違う教育方法に困らされる

入社して間もない新入社員に多い悩みだと思います。僕も何度も経験しました。

例えば、Aさんはこうしろと言ったから実行したのに、Bさんはそこまでしなくてもいいと言う。Bさんの言う通りに程々にしておくと、それをみたAさんが手を抜くなと叱責する。

こんなケースが考えられます。もちろん仕事をするう上で、社内である程度のルールはありますが、 個人の裁量に委ねられることも多々あります。これはAさんとBさんの価値観の違いが、新入社員が板挟みなってしまう形で表に出た結果です。

当然新入社員も、反論だったり自分の意見を言うべきではありますが、実際は先輩に気を遣ってなかなか言えないもの。それを周りが察してうまく取りまとめてくれればいいのですが、それに関しては周りの環境と人間関係次第とも言えます。

しかしこんなことは最初は誰にでもあること。嫌ですが、言い返すのもよし。我慢も仕事のうちと割り切るのもよし。どちらにせよなるべく自分の負担にならない方を選ぶことが大事です。

 

5.成長スピードも段違い

 ここまで散々ネガティブな要素ばかりを挙げてきましたが、少しはいい話題も挙げたいと思います。それは成長スピード。

社会人になると、学生の頃とは大きく状況が変わり、大変なことがたくさん増えると書いてきましたが、それらへの対応力も付いてきます。いつどのタイミングからと聞かれるとはっきりと答えられませんが、今の自分と1年前の自分を比べると圧倒的な違いがあります。

毎日毎日、上司や先輩、お客さんなどへの対応で大変ではありますが、自分の変化に気づくとなんだか嬉しくなったりもします。学生の中には変化よりも、いかに現状維持をできるかに焦点を当てる人がいます。そして社会人になって苦しいことが増えると、その気持ちは増しがちです。

しかし、変わっていくことに喜びを感じることができると、大変なことも振り返るといい思い出のように思えて来ます。(その時は嫌で仕方がないですが笑)

このようなことをしみじみと感じられるのも、学生との違いではないでしょうか。

 

まとめ

社会人になって思うことは、とにかくモチベーションの維持が大変なことです。それは上記のような困難が日々繰り広げられるから。実際に採用担当者も、新入社員のやる気や温度差の面で悩まれることが多いです。

しかし、そういった困難の対処がだんだんうまくなったり、今ままでできなかったことや時間がかかっていたことが、できるようになるとなんだか嬉しくて、モチベーションの維持にもなります。

また、こうやってギャップを埋めていったから、先輩達は何年、何十年も働いて来られたのだろうなとひしひし感じています。学生の方も、そうでない方も、ぜひ何かモチベーションになるきっかけを探してみてください。必ず仕事に役立つはずです!